踊る民族の足音は不器用に呼吸する

悩みながらも、ダイナミックに足音を踏み鳴らして生きたい。 踊る、音楽、本、人生について。熱い語ログ。

スペインの風はラジオから。いつかフラメンコに出会うことを予測していたラジオの奇跡。

 

スペインの風①

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by おどるおとめ173 (@kokoro.odorusekai.no_oto)

 

スペイン出身の作曲家、アルベニス

アルベニスが作曲した「アストゥリアス」(伝説)

 

高校生の時に、ラジオで初めて聴いたときの衝撃。

曲名もわからず、誰が作曲したかも知らず、

それは、突然、疾風迅雷のごとく聴こえてきた。

 


www.youtube.com

 

しかも、私が聴いたのは、

このピアノの旋律に、

フラメンコのサパテアード(床を踏み鳴らしながら靴から響き出されるリズム)が

入っており、

その靴音があまりにも速く、力強く、強弱もあり、

当時は打楽器なのか、靴音なのか、わからなかった。

 

ちなみに、

フラメンコのサパテアードとは、


www.youtube.com

 

足打ちってやつです。

 

つまりは、

そのラジオから流れていた「アストゥリアス」は、

ピアニストとフラメンコダンサーのライブ録音だったのである。

 

しかも、すごいのは、

上記にも貼った演奏からもわかるように

アストゥリアス」は速く、

そのリズムと速さにピッタリ合わせて

足を打っていたことである。

 

今ならわかるのだが、

足打ちの、

 

タコン(かかとで打つ)、

ゴルぺ(足の裏全体で打つ)、

プランタ(足の裏前半分で打つ)、

プンタ(つま先で打つ)

 

を、使い分けて打っていた。

 

だから、

高校生でフラメンコをよく知らなかった私には、

『え!!?これは打楽器!!?足音!!?』

と、びっくり仰天でラジオの前で唖然としていた。

 

しかも、

サパテアードの音がきれいだった。

 

サパテアードはただの足打ちではなくて、

“力強く、時に哀愁を帯びた、

時に祈りのように

あらんの限りの情熱が吹き出る靴音。

歌とギターに溶け合って、

高みにのぼりつめていくよう”

       ~Chaccttの解説より~

 

納得。

そう、楽器と同じで、

踏み鳴らす音は

人によって音色も違う。

 

その何年後かに、

宝塚歌劇団のビデオを見た時に、

劇中かショーで「アストゥリアス」が使われているのを発見した。

 

“あ!あのすごい曲だ!”

 

また時がたって、

民族音楽に興味を持ち

偶然アルベニスの「スペイン組曲」の

楽譜を手に取った時、

アストゥリアスと再会したのだった。

 

それから月日はたち、

フラメンコを習い始めてから、

ラジオから流れていたあの打楽器の音は

靴音だったことを知る。

 

最近では、

アストゥリアス」で踊るフラメンコライブも観た。

 

何年かけてここまで辿り着いたのだろう。

あの時の気持ちがよみがえってくる。

 

 

スペインの風②

 

実は、

高校生の時に聴いたラジオで、

もう一曲、スペインに関係する曲に出会っている(^^)

 

ラロ作曲「スペイン交響曲」だ。

ラロは、

フランス生まれで、

スペイン人ではない。

祖先がスペイン人。

それでも、

ラロの中に流れるスペインの血を沸々と感じ、

スペイン情緒溢れるこの曲に、憧れた。

 


www.youtube.com

 

かっこいいなあ。

 

多感な高校生時代に

ラジオから流れてきたこの2曲は、

私の、その後の人生に大きな影響を与えたのは間違いない。

 

広い世界に解放したい私のエネルギーと

スペインが持つ情熱と熱い風が呼応して、

私を表現の道へと走らせた。

 

ラジオを聴きながら、ぼんやりと、

“私はいつかフラメンコを踊るかも知れないなぁ・・・”

と、その時思ったのだ。

その瞬間、

私の中で新しい風は吹いていたはずだ。


フラメンコとはどんな踊りか、

まだよくわかっていなかったのに。

なぜか知っているような

ぼんやりとしたイメージがあった。



私のダンス人生は熱い。

いろんな人たちと出会い、

踊りを通して自分と向き合い、

踊りに助けられ、学んできたように思う。

 

ある日

フラメンコをやりたい・・・と、

自然に思いが湧きあがったのは、

必然だった。

 

そして、

私を耕してくれたのは、

音楽。

 

ラジオから流れてくる世界の音楽

私の創造力をかき立て、

『世界へ行って来い!!』

と、背中を押してくれていた。

 

世界に行けてはいないんだけど(笑)

 

でも、

自分の人生、

悩んだこともたくさんあったけど、

原点はずっと変わらず輝き続けていることを知った

2022年の夏。

          

        ☆odoruotome☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なまけ者さんの行動がすぐ変わった本!自分を変える仕組みを知りたい。

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by おどるおとめ173 (@kokoro.odorusekai.no_oto)

 

吾輩は、なまけ者である。

 

目標があったり、やりたいことがあっても、

“あ~!!もう夕方になっちゃった!”と焦るタイプ。

そして、夕方からとんでもない集中力で、本気を出す。

 

「追い込まれて力を発揮するタイプ」と自分を信じていて、

夏休みの宿題も追い込まれるまでやらない。

 

仕事では前日に明日やるべきことのタスクを作り、

優先順位を決めて仕事をしながらも、

同時進行案件をさばき、

ビックイベント的なことは3か月前ぐらいから準備を進める。

なんてことを当たり前のやっていたのだが、

自分のこと、プライベートのこととなると、なまける。なかなかできない。

仕事ではそこそこやるのに、なんでできないのだろうか。

ああ、そっか。

仕事はチーム戦でもあるし、

迷惑かけちゃうから。

 

退職してプレッシャーもなくなり、

最近、かなりユルユルなまけた。


自分で決めていた筋トレもせず、

涼しい部屋の中で興味があったことをずっと調べていたり、

ノートに書いたり、

テレビ見て、

アイスを食べて、ちょっと昼寝したり。

ゴロゴロ。

夜は12時まで起きている。

朝7時過ぎに起きて、

朝ごはんを食べる幸せ。

 

もう、なんて楽しいんだ。

心が自由になるって、

こういうことなのね。

 

 

って、

いやいやいやいや

 

アカーーーーン!!    

 

目覚めた。

 

のびのびするのはよろしいが、

この間のブログで起業したいとか、言っていたよね。自分。

もう組織に戻らず、

つながりも、コネもない私が、

これから自分でやっていくならば、

今、自分ができることに集中していくこと。

それしかないでしょうが。

 

それで、頭と心の整理をするために入った本屋で見つけた本が、コレです。

 

 

 

最近、素敵でおもしろい本たちに出会えていて、とても嬉しい。

 

本の帯に、

 

“自分を動かす「仕組み」があれば、

 意志の強さは関係ない!心理学に基づいた行動習慣”

 

と書いてあった。

そう!これよ、これ!

 

親に、ずっと、

“やりたい、やりたいって。やるべきことをやらずに、すぐ後回しにするクセがあるんだから無理でしょ”

”意志が弱いんだから”

と言われ続け、私はそんな人と思っていた。

 

でも、

退職をする、という大きな決断に向き合った時、

この決断は

親の“常識”から自立することにも繋がることなんだと気づいた。

 

だから、

今まさに自分の中での常識を捨て、

新しい非常識を取り入れ始めた私にとっては、

この本の帯が胸に刺さり、

ぜひとも、自分を変えられる仕組みを知りたい!と思ったのだ。

 

本の構成は、

第1章 思考 編

第2章 自分を動かす 編

第3章 周囲を動かす 編

第4章 感情マネジメント 編

第5章 体調管理 編

第6章 時間・目標管理 編

第7章 行動 編

 

と、なっているのだが、

私は早く行動できるようになりたかったので

より具体的な、第6章の時間・目標管理編から読み始め、

第7章→第5章と読み進めていった。

 

早速、実践していることがいくつかある。

・未来像を明確にして、目標を立てる。

・自分にとっての重要度、緊急度を決める。

・サティスファイサーを目指す。

・素直な心でマネしてみる。

・アウトプットを意識して、インプットの質を高める。

・ワクワクすることを行動の軸とすること。

・朝をデザインする。

 

など。

 

特にあっ!と思ったのが、

『すぐやる人はbe(状態)とdo(行動)を意識し、やらない人は目標だけを追いかける』

 

確かに~(>_<)

 

“目標は達成したら完了してしまうけど、

目標だけを追いかけるよりも目的も明確にしておけば、

さらに大きな行動の軸を獲得することができるし、

目標を目標で終わらせないためにも不可欠”

 

目標の先の未来像があるからこそ、

目標が明確になり、主体性を帯び、

今やるべきことがはっきりする。

目的と目標を明確に持つということは、

すべきことと同時に、

しないことを決めるということだと。

 

なるほどなぁ~。

 

また、この本は、

千利休落合博満スティーブ・ジョブスの言葉、

中村俊輔の話なども出てくるので、

とても興味深く読めるし、おもしろい。

 

千利休の『守破離』についても出てきて、納得。

個人的にスポーツの話も中村俊輔も好きだから、

この本、やっぱり買ってよかったなぁ☆☆☆

 

なまけ者におすすめな一冊です。

 

次は、落合博満の著書「采配」に興味アリ(*^_^*)

 

                ☆odoruotome☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒャダイン×岡崎体育「ワンルーム・ミュージック」から学ぶ!

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by おどるおとめ173 (@kokoro.odorusekai.no_oto)

音楽づくりをしているクリエイター、アイドルや歌手、

素人さんの音楽づくりや

音楽をクリエーションするワンルームを紹介するこの番組。

 

どんな音楽ソフトを使っていて、

こうやって作れば簡単だよ、とか。

もっと専門的な感じで(←上手く説明できない)

実際にPCの画面を使って説明をしてくれる。

わかりやすいから音楽クリエイターを目指して

ソフトを使って作っている人たちは、

プロからアイディアもらえるスゴイ番組だと思う。

 

めっちゃ、おもしろい!楽しい!勉強になる!(*^_^*)

 

以前からチラチラ見てはいたけど、

退職して、脳と体と心がクリアになって

進む道が見えたせいか、

純粋に番組に登場する方たち、素人さんを尊敬しながら、

音楽の可能性にびっくりして、

楽しみながら見ている自分がいる。

 

いやぁ~、こんなおもしろい番組だったとは。

 

見どころを3つにまとめてみました~

 

♪私が思う見どころ①:MCのヒャダイン岡崎体育

このお2人が純粋に音楽好きで、ノリが良くて、おもしろくて、

素人さんの音楽にも感嘆して、

純粋に楽しんでいる感じがいいんだね。

「かっけー!!!」とか、

子供みたいに喜んでいる(笑)

 

お二人とも人間的にも魅力あり

経験豊かなプロだからこその番組だけど、

音楽好き、っていう純粋な気持ちが伝わってくる。

一緒に楽しんでいる感じが

見ていてワクワクする。

 

ちなみに、

韓国の音楽プロデューサーZICOが

音楽づくりの正直な苦悩やメッセージを話している時、

2人とも、うんうんって頷いていて、

自分たちも悩んで通ってきた道なんだろうな、、、って

親近感が湧いた。

 

 

♪私が思う見どころ②:即興コラボ

毎回、MCお二人とゲストが

テーマに沿ってそれぞれ役割を決めて、

即興で音楽を作っていく過程が楽しい!

 

こうやって、偶然や遊びの中で

ヒットメーカーが生まれたりするんだろうな。

 

テーマの決め方もセンスあるなぁって思うし、

やっぱ、ヒャダインはプロ、さすが、売れるよなと思う。

岡崎体育のラップも絶妙すぎて笑えるし、

ゲストさんたちのこだわりや感性も垣間見えたりする。

 

それで、完成した曲が、やっぱりおお~~~ってなる。

ワクワクするし、何だかうらやましい。

 

古坂大魔王って、ただのPPAPの人だと思ったら(←失礼)、

いやいや、なんて発想力豊か!

有名な幼児番組に曲も提供してるのか・・・

すごい人だったんだな。

 

ヒャダインも爆笑して涙を流した

古坂大魔王のおもしろさ、

インスタに動画を貼ったので

お時間あったらぜひ見てくださいね。

 

 

♪私が思う見どころ③:いろんなクリエイターたち

世はSNS時代。

その世界で活躍している方たちも出演。

クリエイターさんたちを知って、

知らない単語も学べるのが

私的には楽しい。

 

例えば、

Kawaii Future Bass”は、UJico*が作った新しい音楽ジャンル。

すごくない?自分で新ジャンルを作るって。

 

アイドル Vチューバ―なんて、初めて知った。

Vチューバ―界の歌姫、星街すいせい。

完全にかわいいCGキャラクターだけど、

私はそのネーミングセンスに妙に感動。

 

で、彼女の個性を輝かせる音楽クリエイターのTAKU INOUEと

星街すいせいの次元を超えた音楽ユニットが、

“Midnight Grand Orchestra”って名前。

えーーーーーー!!!なにそれーーー!!

どんなネーミングセンスですかーーー!!!

 

youtubeで見てみたら、アニメーションがすばらしく美しく、

まさに映像がMidnight。かっこいーーーーっっ!!

 

私はあまり音楽は聴いてないんだけど(笑)、

そのネーミングセンスとか、それぞれの思いとか、

どのように音楽が生まれたのか、

アニメーションの動き、

そっちが気になる。

 

クリエイターの方たちを知ることは

新しい世界へのひとつの勉強。

どういう経緯で音楽が生まれるのかを知る、

それもまた勉強。

 

あと、

リミックスって何~?フューチャーベースってどんな音楽~?

MIDIデータってクラシックも売ってるんだ~、とか。

ノートに書いて学んでいます(笑)

 

以上、見どころ③つ!

9/3は、ヨアソビがゲストだって~

楽しみ~❤

ぜひご覧あれ(*^_^*)

きっかけは一冊の本。そして、ブログもインスタも、リニューアルします!

 

インスタのプロフィールを変えたのは、

もう正直に自分をオープンにしようと思ったから。

 

 

私がやりたいことは、

全世界に、

表現したいことを発信すること!

 

私がクリエーションしたものを

表現していく会社を作りたい。

 

新しい表現の可能性を追求し、表現することで、

人に感動を与え、生きる喜びや勇気を与えていきたい。

 

やっと、言えた(笑)

こんなことをたくさんノートに書いて

ドキドキワクワクが止まらなかった。

 

表現の可能性を追求していくことは、

私以外の才能豊かな人たちと出会ってつながっていき、

新しい世界を知ることが大切だと気づいた。

 

 

ずっと、わかっていたんだけど

蓋をしてきたこの気持ち。

 

蓋をし続けると、

本当のやりたいことってわからなくなっちゃうんだなって

それって怖いことだなって、今回思った。

現状に満足して、枯渇していく。

 

大学卒業間近、「表現者になりたい」と言って説教を食らった。

“どうやってお金を稼ぐの?”

“全然具体的じゃない”

表現したいことは私の中にあるのに、方法がわからなかった。

 

それから時は流れ、人と出会い、たくさんの経験を重ねてきた。

私がその場所にいることに疑問を感じ始め、

自分の中で風が吹き始めたことを確信した時、

いよいよ次のステージに進む決心をした。

時は満ちた。

まさにそんな感じだった。

 

でも、

その場所から離れるということは、

痛みも伴うことでもあった。

悩んで悩んで悩んだのは、

それまで本気で頑張ってきたから。

大切にしてきた場所だったから。

悲しみとも向き合った。

 

その悲しみを越えていけたのは。

本屋で出会った1冊の本がきっかけでした。

 

 

 

結局、私のやりたいことは10代の時から変わっていなかったんだなあ、と

思わずニヤリ。

 

私は踊ることが大好きで

自分の中にあるものを表現したくて

いろいろな踊りを追求してきたけれど、

私の表現したいことが具体化できれば

それは踊りじゃなくてもいいのではないかと思う。

 

ちょっと話が変わるけど、

私は、ONE PIECEも、Adoも好き。

 

Adoの「風のゆくえ」が

まるで自分の思いを歌ってるかのようで泣けた。

自分で選んだ道だけれど、

私を信じてくれた人たちにどうか届いてほしい。

 

“私が消え去っても 歌は響き続ける

 どこまでも あなたへ 届くように 歌うわ”

 

その場所を懐かしむことはあっても、

後悔はしていない。

これからの未来、

どの場所にいても、

私を信じてくれた人たちに

感謝と応援と

みんなの幸せを願っている。

 

                                   ☆odoruotome☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

変化を楽しみながら努力すること。それが一番。「足指トレーニングチューブ」の力も借りて、成長中。

踊りに向き合えるようになってから、

自分の足にもじっくり向き合えるようになり、

こんなものを購入した。

 

 

 

 

私の足は、とてもややこしい。

 

両足裏は放っておくと、すぐ魚の目、タコまみれ、

両親指も内側に入っており、

偏平足。

甲は薄いし、なかなか伸びない。

おまけに合う靴がなかなかなく、

靴選びは本当に苦労する。

履ける靴のメーカーも限定されてしまい、

かわいい靴が履けない。

 

フラメンコを始めてからは、

巻き爪になったり、足指にもタコができて。

 

魚の目は魚の目パッドを買って、取り、

なんとか痛みをごまかしていたけど、

足裏はボコボコになり、

ある日、本当に痛みがひどくなって、

痛みをさけるために上手く歩けなくなって、

もうプロになんとかしてもらおうと、

フットケアに通うようになった。

だから、お金もかかる(T_T)

 

でも、びっくりすることに、

足トラブルなんて人生でなったことない!という人もいて、

その人の足を見せてもらうと、

足裏はピンク色でツルンとしていて、

血行も良さそう。

ノートラブルを誇るかのように、

神々しい(私にはそう見える)

本当にうらやましい。

その足に生まれたかったなあ。

 

もし神様が何か欲しいものを与えよう、と言うなら、

絶対、トラブルなき足が欲しい、と願う。

 

でもね、この足と共に、

踊り続けていくのだから、

努力していかなきゃ。

 

さぼっていた足裏テニスボールコロコロも、

ふくらはぎマッサージも、

歩き方も意識して、

踊った後は筋肉ケアにエアーサロンパスをプシューーーッ。

たまにフットケアのお姉さんにカツを入れてもらいながら(笑)

頑張っているところ。

 

そして、昔、腰を痛めた時に、

腰の痛みは姿勢のゆがみと、

足の不安定さからきている、と言われたことを、ふと思い出した。

 

そうだ、私は足が弱いんだ。

足指と足裏を鍛えよう。

それで、トレーニングチューブを購入した

 

努力が足りなかった昔の私を反省した。

特に左足が弱く、

甲もなかなか伸びない、出ない。

右足を10回やったら、

必ず左足は5回多くやることにした。

 

最近はケガすることも怖くなってきたので、

こんなに踊るなら、やっぱり柔軟性を高めなきゃ。

足だけ頑張ってもダメだな。

 

普段はサボりマンな私だけど、

ストレッチも続けたおかげで、

今、人生の中で一番身体が柔らかい(笑)

 

このトレーニングチューブのおかげで、

足の甲が少しずつ、グッと伸びるようになった。

特に左足の甲は、伸ばしても行き止まりな感じがあったけど、

チューブを使うようになってから、

右足の甲と同じように、

行き止まり感なく、のび~を感じるようになり、

まだまだいけるよ~と足の甲が言ってくれるようになった(笑)

 

チューブを引っ張りながら、足指を動かすのだけど、

前よりも動かす力が強くなった。

 

頑張らなきゃ、というよりは、

やらなきゃ身体が気持ち悪く、

“気持ちよく伸びたいよ~”と言う身体のサインに気づき、

変化を楽しみながら続けている

 

いいねぇ、私。

 

もっと早く、努力するべきだったし、

そしたらまた違う世界が見えたと思う。

 

でも、“いま”なんだと思う。

いろんなことを乗り越えてきた“いま”。

 

この5年が勝負だ。

          ☆odoruotome☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私は私でいいんだ!」初めての自己受容の先に見えたものは穏やかな安心感。海まで見えた(笑)

先週から、

早朝の自宅で、

バーレッスンを

は、じ、め、ました~♪

 

バーがないから、イスで。

 

22時に就寝して

4:30に自然に目覚め、

5:00くらいから入浴→ストレッチ→バーレッスン(軽め)、

6:00から仕事に行く準備。

 

再び緊急事態宣言が出て、

泣く泣くバレエ、フラメンコに行くことを自粛しました。

 

そんな腐りかけている私の背中を

ポンっと押してくれた本に出会いました。

 

 

 

私は、自分を認めることができない人でした。

 

好きなことをやっていても、

これでいいんだ、なんて思ったこともなかったし、

他の人が気づかない小さなことを敏感に感じて

深く考え込んだり、悩んだり、

疲れやすく、

そんな自分に疲れていたこともありました。

人を求めるくせに、

人の気持ちに土足で踏み込んでくる人が苦手でした。

 

ずっと、ずっと、満たされない何か。

悩んで、苦しんで、傷ついて。

ぐちゃぐちゃ。

 

 

“郷に入ったら郷に従う”ことができずに悩んだこともありました。

それをできる人たちの言葉や態度に傷つき、

集団で群れて生きている人たちが怖かったし、羨ましかった。

その人たちが正しくて、私が外れた人間であるように感じたこともありました。

 

私も、鈍感になりたい・・・ラクに生きたい・・・ 

それでも、自分の感性だけは信じていたし、

守りたかった。

 

年を重ね、仕事を一生懸命頑張って、

でも、私が大切にしていたものがパサパサに乾いていくような、

失われていくような、不安。

 

自己啓発本や心理の似たような本が本棚に並び、 

どんな本を読んでもすっきりしなかったのに。

 

もし、こんな感じで悩んで困っている人がいたら、

この本をぜひ読んでほしいなと思いました(*^_^*)

 

この私が、というのも変ですが、

人には、しっかり生きているように見えるそうで。

でも内面はヘトヘトになりながら、

本当の私は違うの。誰かわかって。

そんな自分を理解してくれる人を探して、もがいて生きてきました。

 

なのに、

この本を読んだら、

どんな本を読んでも晴れなかった超分厚い、

やっかいなモヤモヤの霧が一気にサーーーーと晴れ、

晴れあとには、穏やかな光と安心感、

そして、なんだか海まで見えるような。

心が凪(笑)

 

『私は私でいいんだ!』 と、始めて思えました。

これは、オーバーではなく、

本当に、私にとっては、そう思えたことは、

とてもとても大きいことで、

始めての自己肯定といっても過言ではないような。

そんな、自分の変容に、

自分自身が感動しています。

 

コロナに奪われたものはたくさんあるけれど、

工夫して生きていくことを覚え、

この時期にこの本に出会えたことも、

時間ができて自分を見つめ直したことも、

必然な気がするのです。

真の強さを手に入れたかのような、本当の私。

 

“なんで、私ってこうなんだろう”、という長年の疑問を、

この本は答えてくれました。

 

自分の繊細さに困っていたけれど、

実は幸せを感じるための大切な感性だったんだ。

この繊細さを、自分の幸せのために活かす。

「成果」や「人のため」に覆われ、

本来の自分が本来の自分を見失っていたのかな。

 

私は本当は何に喜び、何を大切にしたいのか。

もう迷わない。

自分が望む人生を夢中になって、生きていこう。

 

ユーチューブをお手本にしながら早朝バーレッスン、

な~んで、早く気付かなかったのか(>_<)

でも、いいんだ。今、情熱が輝き始めたんだから。

 

ちゃんと起きられるようにアラームをかけなきゃ。

そんなプレッシャーもやめた。

私のことだから、自然に目覚めるだろうし、

もし寝過ごしてバーレッスンができなかったとしても、それは身体が疲れているサインとして受け止めよう。

できなくてもいいじゃない。

と、思い始めてから、その気持ちの穏やかさがいいらしく、毎日起きることができました。

 

やっと、心が軽くなった。

これでいいんだ。

 

そう、いま、輝く時。 

            ☆odoruotome☆

色褪せない思いが私の真ん中で再び輝き出す。久しぶりに“自分”に戻れた尊い時間。

久しぶりに指先がピアノを求めたので、

ベートーベンのピアノ・ソナタ「月光」を弾いた。 

 


ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番「月光」:ギレリス

 

最初の一音を弾いた瞬間から、

世界が静かに深く、広がっていく。

一音一音、

深く、もっと深く、自分の中に落ちていく感覚。

ここではない世界が私の中で広がっていく。

 

そして、今日はピアノを弾きながら、

何年ぶりかに、

踊りの女神様がこの「月光」とともに、

静かに舞い降りてきた。

 

それで、身に着けていたジーパンもセーターも脱ぎ捨てて、

ヨガ用の黒いレギンスとキャミソールだけになって、

部屋の中央に佇んだ。

 

 

大学時代の話。

授業をさぼってよく図書館に行った。

今思うと、さぼってはいけないような授業ばかりだったけど(>_<)

 

図書館には、バレエのLDやバレエ雑誌、クラシックのCDがたくさんあり、

そこは私にとっては、憧れと夢のような場所だった。

 

スパルタクス」、「ロミオとジュリエット」、「白鳥の湖」、

「眠りの森の美女」、その他いろいろ・・・

もう、むさぼるように見ては、

振付、衣装、舞台装置、音楽、踊り手のことを、

何様なの?ってぐらい、自分なりに分析して、

細かくノートに書きとめた。

総合芸術に興味もあった。

将来、バレエ雑誌のライターになるかもね!と、

半分、本気で思いながら、

本気で見て、本気でノートに書いて、

授業も確固たる決意のもと、本気でさぼった。

 

特に「ロミオとジュリエット」は私の琴線に触れ、

あの抒情的なケネス・マクミランの振付、

音楽はプロコフィエフ

そして伝説と名高い、

アレッサンドラ・フェリのジュリエット。

社会に出て、初給料で買ったのが、

この「ロミオジュリエット」のビデオだった。

 

バレエだけでは満足せず、

CDとスコアも買って、

音楽を聴きながら、

スコア(総譜)で音の広がりを見て、振りから生まれる世界観をイメージしたり、

そんなマニアックな楽しみ方をしていた(笑)

 

そうやって、

フツフツと湧き上がる自分のエネルギーは、

大学に入ってすぐ入部したダンス部で、

爆発させた。

自分の内面を踊りで表現したかった。

悩みも、悲しみも、怒りも、憧れも、後悔も、絶望も、

踊ることに憧れている純粋な気持ちも、

すべて踊りで表現したかった。

 

だから、踊りを作った。

衣装も、照明も、振りも、

そして大切な音楽も、

すべて自分で決めて、踊って、

舞台化した。

それは私がやりたかった、

私なりの“総合芸術”だった。

 

もちろん踊りも習ってなかったから、

ド素人の自己流、

今思うと人に見せるレベルではないし、

かなり恥ずかしい。

 

他のダンス部メンバーは、

多少なりともバレエやジャズダンスを経験していた。

その中でド素人の私の踊りを見て感動した、とか、

感動して入部を決めてくれたという後輩の声を勇気に変えて、

自分の“総合芸術”を求め続けた。

 

もちろん、メンバーたちが作った

ヒップホップ、レゲエ、ジャズなども挑戦して踊った。

 

図書室で見ていた憧れの世界が、

さらに私の感性に火をつけて、

熱さと思いを支え続けた。

 

そんな大学時代が、

冒頭の「月光」を弾いて蘇ってきた。

そして、

前から私の直感で“この曲で表現してみたい!”と感じていた

Mr.childrenの「WALTS」も踊ってみた。

 

1時間くらい汗だくで、

思いのまま、

一心不乱に踊った。

 

 私は私でいいんだ。

このままでいいんだ。

 

やっと、やっと心からそう思えた。

すごく安心した。

久しぶりに“自分”に戻れた時間。

なんて希望に溢れて

なんて尊いことなんだ。

 

いつかこの2曲をきちんと、もっと具現化したいと思った。

私なりの“総合芸術”をもう一度。

やってみたい。

色褪せない思いが、

再び私の真ん中で輝きだす。

 

その時は、もう少し、

フラメンコもバレエも上手くなっているはずだ。

               

              ☆odoruotome☆