“お前が羽ばたけば、俺もそこにいる”。胸の奥を貫いた熱さと美しさと感動と。今こそ「キングダム」。
ドン!
ドドン!!
“コミック買わんのかーい!”
というツッコミが聞こえてきます(笑)
前回のブログの最後に、
そろそろ「キングダム」に着手しそうな気がする~、と書きましたが、
そう、
この本との出会いが私をその気にさせました。
恐るべし、
「キングダム」。
映画で見ても(テレビで放送された)、
あの頃はまだまだ本気じゃなかった私。
吉沢亮という力強くも美しい役者に感動し、
冒頭で主人公・信の親友・漂(吉沢亮)が亡くなる時
「俺たちは力も心も等しい。
二人は一心同体だ。
お前が羽ばたけば、俺もそこにいる。信・・・俺を天下に連れて行ってくれ」と、
信に想いを託し、息を引き取る姿にぐおぉぉぉぉぉと号泣し、
信役の山﨑賢人の純粋な目に涙が溢れるシーンにもくうぅぅぅぅぅと泣き、
大沢たかおの筋肉と存在感に度肝を抜かれ、
とにかく語りきれないほど、映画に感動しすぎて、
次の日、同僚たちに「ありがたき、幸せ」と大沢たかおのモノマネを何度もして
後輩に、「いい加減に漫画買ってくださいよー」とたしなめられ、
それでもコミックに興味を示さなかった私が、
「こ、こここれは読みたい!」と心震えてしまうほど、
この本は「キングダム」の魅力を教えてくれたのです。
(※ちなみに、映画「キングダム」の感動をこの3人↓がよく伝えてくれています。かなり笑えます)
それから
本屋に行っては
「キングダム」1巻の前でウロウロする私(笑)
これを手に取ってしまったら・・・
1冊いくら・・・
我が家に60巻も収まる本棚なんてない・・・
そもそも60巻も読む覚悟があるのか・・・
電子書籍は嫌だし・・・
前出の後輩の「もう買っちゃいましょうよー」の声が聞こえてきた(笑)
この“ 「キングダム」で学ぶ最強のコミュニケーション力 ”を書いた作者は、
「コーチング」をされている方。
作者曰く、
“ 今の時代に必須なコミュニケーション力、
またそれを物語の中で具現化している
『キングダム』という作品の奥深さを知ってもらいたく
書籍化してまとめたもの ”
“ 『キングダム』がとても感動的なのは、
激しい戦闘シーンの中にも、
人と人との関係性が美しく描写されているからだと思っています。
その人間関係の「美しさ」を生み出す原点は、
登場人物の多くが共有している「究極の視点」。
それはいったいどんな視点のなのか。
それを端的に表すシーンを紹介していきます “
登場人物たちが、
最強のコミュニケーションを見せてくれている場面を
クローズアップしているのがおもしろい。
また、
登場人物たちの人間関係や
どんな場面なのかわかりやすく解説されているので、「キングダム」初心者な私でも理解できて
ワクワクしながら読むことができます。
次はどんな登場人物が出てくるのかなあ、と期待しながら。
そして、
「あの人のためにも頑張りたい!」と、
どうしたら人からこのような感情を引き出せるのか。
どんな人物が多くの人から「応援される」のか。
「信念」とは何か。
など、「キングダム」の名場面と解説と共に、
胸の奥にズギューーンと刺さります。
偶然、手に取った本ですが、
「キングダム」は、熱く美しく、深い物語だということがわかりました。
年末年始、じっくり読むとしますか!
odoruotome☆